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マーケットメイク方式

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投資の基本は対象の商品を安い価格で買い、その価格が上がり、
高値になったときに売る…これが最も理想とするところです。

 

この売買の差額によって、
より高い収益を目指すのが投資の基本ともいえます。

 

しかし、どうせ買うなら
最も安い価格で売りに出している証券会社を選び、
どうせ売るなら、最も高い価格で提示している証券会社を選べれば、
同じ商品の売買に対しても、
より好条件で取引を行うことができるはずです。


そこで、市場の中で売り気配や買い気配の価格を提示した上で、
投資家からの注文を受ける証券会社のことをマーケットメイカーと呼び、
マーケットメイカーを利用して取引を行うことをマーケットメイク方式と呼びます。


★このページの目次★

マーケットメイク方式の例

butanocyokinbakoまず投資家はいくつかの
マーケットメイカーの提示した気配値を参考にした上で、
どの証券会社から商品を購入するかを決めます。

 

そして、売るときも同様に、売り気配値を参考にして、
どの証券会社で売るかを選ぶのです。

 

例えば、A社は
買い気配が100円、B社は110円としましょう。

 

この2つの気配値の場合、
当然、好条件で商品を購入できるのはA社です。

 

そして売り気配に関しては、A社が130円、B社が140円だとすれば、
好条件で商品を売ることができるのはB社なのです。

 

つまりこの例ではA社で買い、B社で売れば40円の儲けを得ることができるのです。

 

つまり、このようにすることで収益を得る可能性を高められるのが、
マーケットメイカーを利用するメリット
なのです。