日本で最も有名で、
良く使われている株価指数に日経平均株価というものがあります。
日本経済新聞社が出している株式の指標で、
優良企業の中から225の上場企業を抽出し、
その株価の平均値を出すものですが、
東京金融取引所の「くりっく株365」の中の商品に
「日経225証拠金取引」があります。
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名称が、似ていて非なる投資方法
また、名称が、似ていますが、
JPX(日本取引所グループ)の大阪取引所で取引が行われてる
「日経225先物取引」「日経225mini(ミニ)」があります。
東京金融取引所
「くりっく株365」の「日経225証拠金取引」
と
JPX(日本取引所グループ)の大阪取引所
「日経225先物取引」「日経225mini(ミニ)」には、
その取引が
行われている取引所以外にも様々な違いがあります。
例えば、取引が行える時間についても、
「日経225証拠金取引」は午前8時30分から翌日の午前6時までと
ほぼ24時間行われているのに対して、
「日経225先物取引」「日経225mini(ミニ)」は
午前9時から午後23時30分までと若干短くなっています。
また、金利相当額や配当相当額に関しての受け払いの有無にも、2つの取引は違いがあるのです。
また、世界の為替相場をリアルタイムに投資家に提供する
完全マーケットメイク方式を採用しているのが、「日経225証拠金取引」なのに対して、
通常の株式購入のように、注文順、価格順で約定させていく
オークション方式を採用しているのが「日経225先物取引」「日経225mini(ミニ)」なのです。
その他にも、ある程度の損失ラインを超えてしまった場合に、
自動的に売買されるロスカットルールが適用されるかされないか、
取引期限の「限月」は、「日経225証拠金取引」にはありません。
「日経225証拠金取引」と「日経225先物取引」「日経225mini(ミニ)」など、これらの名称こそ似ていますが、その取引内容は大きく異なっているため、まずはその違いを理解することが大切だといえるでしょう。